http://www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150726/CK2015072602000148.html
http://megalodon.jp/2015-0726-1041-06/www.tokyo-np.co.jp/article/chiba/20150726/CK2015072602000148.html
国会で審議中の安全保障関連法案をめぐり、憲法や立憲主義について関心が高まる中、県内の若手弁護士らが積極的に声を上げようと「憲法を考える千葉県若手弁護士の会」を立ち上げた。二十七日には、護憲派の論客として知られる伊藤真弁護士を講師に招き、一般向けに講演会を開く。
同会は、二〇〇七年以降に県弁護士会に登録した有志が六月に発足。二十代から四十代前半まで約三十人が名を連ねている。
代表の一人、藤岡拓郎弁護士（３７）らが県庁で会見した。藤岡弁護士は「憲法で権力に歯止めをかける立憲主義が、あまりにもないがしろにされている。法曹界を背負っていく若手も積極的に声を上げていく必要がある」と説明した。今後も、若者向けの勉強会などを予定しているという。
二十七日の講演会は、午後六時半から千葉市中央区の市文化センターで。伊藤弁護士が「立憲主義を取り戻す、憲法を学んだ者に求められるもの」と題して、憲法や安保法案の問題を講演。若手弁護士やロースクール生、法学部生をはじめ、広く一般市民に向けて話す。
事前申し込みは不要。無料。問い合わせは、千葉第一法律事務所＝電０４３（２２４）７３６６＝へ。 （村上一樹）
