国会前6万人デモだけじゃなかった!最近「BBCが報じるのにNHKが放送しない日本の出来事」が多かった - NAVER まとめ(2015年7月18日)

http://matome.naver.jp/odai/2143702800257801801

BBCは「国民の怒り」リポートを放送
一方、イギリスBBCでは日本特派員が国会議事堂のデモ現場を訪れ、今回の強行採決劇およびそれに対する国民の怒りの様子について詳しい解説を行った。
http://www.bbc.com/news/world-asia-33546379

(安保関連法案が昨日、衆院特別委で可決された後の、東京特派員リポートを、検討の結果、ビデオに字幕をつけるのではなく、こちらツイッターで英語音声の全訳を連投します。少しの間うるさくしますがすみません https://twitter.com/bbcnewsjapan)
東京では長く暑い、政治の夏になりそうです。安倍晋三首相と政府に対する怒りが高まっています。近年の日本でも有数の大規模なデモです。通りの向こうにおそらく1〜2万人が集まっているのが見えます。毎晩こうして集まっていました。

議事堂内でも激しいやり取りがありました。野党議員たちが採決を阻止しようとしたのです。このようなふるまいはこの国では ほとんどありえないことです。外で集まった人たちに演説しているのは 法案を違憲だと批判する学者9000人のひとり、法政大学の山口二郎教授です。大勢がここに集まっているのは、あちらの国会内で与党・自民党が特別委で第2次世界大戦後初めて、日本の自衛隊が外国で戦えるようにする法案を可決したからです。

山口教授『安倍氏は立法で改憲しようとしている。これは憲法の否定です。日本の戦後において自由民主主義は、最も深刻な危機に直面していると言わざるを得ません』。

日本の若者は普段、無気力で政治に無関心だとみなされがちですが、それが急に目を覚ましたようです。

記者『みなさんが怒っているのは新しい法律について? それとも一番怒っているのは安倍首相について?』
学生の本山仁士郎さん『両方です。新しい安保法案にも怒っているし、安倍首相にも怒っています。新しい安保法案は日本の憲法憲法9条に違反しています』

本山さん『安倍首相は憲法憲法の原理を理解していないので、これは日本の民主主義の危機なんです』

衆院本会議の決議で安倍氏が敗れることはありえません。けれどもこれは日本の未来をかけた長い戦いの始まりになるかもしれません。デモに参加している人たちは、日本の若者が再び海外の戦いに送られるのを止めようとしているだけではなく、これは実は日本の憲法の意味をめぐる戦いなのです。この人たちは戦後憲法アメリカが日本にもたらした貴重な贈り物だと思っています。安倍首相と国会内の支持者たちは憲法を、日本を征服したアメリカに押し付けられた屈辱的なものだととらえています。最終的には、なくしてしまいたいと思っているのです。