親子で聞く戦争体験 講演会を開く会 文京の女性ら発足:東京 - 東京新聞(2015年6月22日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150622/CK2015062202000125.html
http://megalodon.jp/2015-0622-2113-45/www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150622/CK2015062202000125.html

戦争とはどんなものだったかを祖父母の世代から聞き、子どもたちと一緒に考えようと、文京区内の母親らが「親子で聞こう、戦争体験」と題した講演会を開く会を発足させた。本紙記事「伝言」を読んだことなどがきっかけの一つになったという。
第一回は、二十七日に見樹院(小石川三)で開催する。初回の講師は、政治学者の石田雄(たけし)東京大名誉教授(92)。学徒兵として、戦争末期に東京湾の陸軍砲兵部隊に配属された。
石田さんは、二〇一三年十月二十二日の本紙朝刊に掲載された「伝言」で、「戦争の被害だけを強調し、加害の歴史を忘れてしまえば、再び戦争することを認める世の中になってしまうのではないか」との懸念を語っている。
講演会は午前十時〜正午。会場は文京区小石川三の四の一四。大人千円、大学生五百円、高校生以下無料。定員は先着順に三十人。残席わずか。問い合わせは電子メール=oyasen19441207@gmail.com=へ。