写真で見る 迫力の反戦彫刻 明治大駿河台キャンパスで写真展 - 東京新聞(2015年5月27日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150527/CK2015052702000122.html
http://megalodon.jp/2015-0527-0942-30/www.tokyo-np.co.jp/article/tokyo/20150527/CK2015052702000122.html

沖縄戦の悲劇が描かれた巨大彫刻「戦争と人間」を題材にした写真展が、千代田区の明治大駿河台キャンパスで開かれている。撮影したのは、写真家の故・大西忠保(ただやす)さん。大西さんの妻で、展示を企画した杏子(きょうこ)さん(67)=渋谷区=は「夫が反戦平和への願いを込めた作品。今も米軍基地問題に揺れる沖縄を応援したい」と話している。
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アカデミーコモン一階の会場に五十点を展示した。福島と沖縄から日本を考える「おらがふるさとを返せ」と題した金城さん制作の木彫も出品されている。
二十三日には金城さんも来場し、「自分の手を離れて大西さんの作品になった」と語って才能を惜しんだという。
杏子さんは「沖縄の七十年は苦難の歴史だった。沖縄を愛した夫の写真を通じ、思いを寄せてもらえれば」と話している。入場無料。二十九日まで。