「隠された浅沼像公開を」 71年設置 破壊相次ぎ掲示板裏に-東京新聞(2015年5月2日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015050290140634.html
http://megalodon.jp/2015-0504-0950-02/www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015050290140634.html


日比谷公会堂(東京都千代田区)で一九六〇年十月に刺殺された浅沼稲次郎(いねじろう)社会党委員長(当時)の像を刻んだレリーフが、公会堂三階ロビーの掲示板の裏に隠されたまま、眠っている。七一年に設置された直後に何度か壊され、さらなるトラブルを避けて人目につかないように覆われたらしい。事件から五十五年を経て「言論は暴力に屈さない」姿勢を伝えようと、再公開を求める声が出ている。