全国学力調査を高校入試で活用 大阪府教委、内申点に-朝日新聞デジタル(2015年4月10日)

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新たな運用案は、中学3年を対象に実施(今年は21日)される全国学力テストで、学校ごとの平均正答率を府全体の平均正答率と比較し、府教委が学校間の成績の差に応じて各校の内申点の平均値の範囲を決定。学校はその範囲内に生徒全体の平均値が収まるように個々の生徒の内申点をつける。これにより学校間の成績の差を考慮するという。また大阪市教委は、中3生対象に実施予定の独自テスト結果も生徒への内申点評価に加味する方針だ。
府教委は、来春の高校入試から内申点の評価方法を校内の他の生徒との比較を元にした「相対評価」(10段階)から生徒ごとの目標達成度をみる「絶対評価」(5段階)に切り替えるため、学校ごとに評価の仕方に差が出るとの懸念が出されていた。