被ばく死 最悪1.8万人 原発攻撃被害 84年に極秘研究-東京新聞(2015年4月8日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015040802000140.html
http://megalodon.jp/2015-0408-1037-16/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015040802000140.html


国内の原発が戦争やテロなどで攻撃を受けた場合の被害予測を、外務省が一九八四(昭和五十九)年、極秘に研究していたことが分かった。原子炉格納容器が破壊され、大量の放射性物質が漏れ出した場合、最悪のシナリオとして急性被ばくで一万八千人が亡くなり、原発の約八十六キロ圏が居住不能になると試算していた。研究では東京電力福島第一原発事故と同じ全電源喪失も想定していたが、反原発運動が広がることを懸念し公表されなかった。