世代超え、子ども守ろう 渋谷で「ママデモ」-東京新聞(2015年3月30日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015033002000132.html
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「子どもの未来を守りたい」との考えから脱原発や戦争反対、特別秘密保護法廃止などを訴える「ママデモ」(ママデモ実行委員会主催)が二十九日、東京都渋谷区で行われた。虹色のリボンを身に着けた女性らが小雨の中、「永遠に戦争を放棄」「やめよう原発輸出」などと書いたカラフルなプラカードを掲げ、渋谷駅前や明治通りを歩いた。
ママデモは昨年三月に続いて二回目。子連れでも違和感なく参加できるよう、街の人々に語りかけるようにアピールするのが特徴。実行委の魚ずみちえこ代表は「世代を超えてつながって安全な日本にしたい」と話す。今回は約百五十人(主催者発表)が参加した。
東京都三鷹市の主婦相川郁子さん(39)は十歳、八歳の息子と風船を持って参加し「政権が民意をくみ取らず、良くない方に向かっている。黙っているとタブーになるので声を上げたい」。杉並区の団体職員内田聖子(しょうこ)さん(44)は一歳の長男の乗ったベビーカーを押しながら「子どもたちの未来が想像できず心配。広く訴えたい」と話していた。 (杉戸祐子)