菅元首相、脱原発の持論展開 パリで講演、安倍首相批判-東京新聞(2015年2月25日)

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【パリ共同】2011年の東日本大震災東京電力福島第1原発事故の際に首相を務めていた菅直人氏は24日、欧州の非政府組織(NGO)の招きを受けてパリで講演、「最も安全なのは原発を持たないことだ」などと脱原発の持論を語った。

菅氏は地震の翌日から続いた水素爆発を振り返り「日本の人口の4割が避難を強いられ、日本が長期間、国として機能しなくなるシナリオもあった」と強調。「原発は安全を管理しながら活用すべきとの考えを百八十度変えた」と話した。

福島原発の現状については「汚染水が漏れ出ている。コントロール下にあるという安倍首相は明らかに間違っている」と批判した。