家裁が少女の精神鑑定検討 佐世保事件-東京新聞(2015年2月21日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022101001407.html
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長崎県佐世保市の高1女子生徒殺害事件で、長崎家裁が、殺人などの疑いで送致された少女(16)の精神鑑定を検討していることが21日、少女の付添人弁護士への取材で分かった。少年鑑別所に少女を収容する観護措置の期限となる26日までに方針を決めるとみられる。

少女は逮捕後、約5カ月間に及ぶ検察側の精神鑑定を受けている。長崎地検は刑事責任能力に問題はないと判断し、1月30日に少女を家裁送致した。過去の少年事件では家裁と検察側の鑑定結果が異なった例もある。

長崎家裁が精神鑑定を決めた場合、鑑定留置のためいったん観護措置を停止し、医療機関に身柄を移す可能性もある。(共同)