辺野古海底に20トンブロック サンゴ礁破壊 | 沖縄タイムス(2015年2月10日)

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【名護】ヘリ基地反対協は9日、新基地建設が進む名護市辺野古で記者会見し、沖縄防衛局が海域で投下しているコンクリート製アンカーで海底の地形が変わっていると明らかにした。

ダイビングチームが撮影した写真には、20トンブロックが海底のサンゴ礁を割ってめり込む様子が写っている。「許可区域外の岩礁破砕に当たる。県は防衛局に投下中止と原状回復を命じるべきだ」と指摘した。

アンカーは、防衛局が市民の抗議を防ぐフロート(浮具)やオイルフェンスを固定するために設置。沖縄県岩礁破砕を許可した新基地の埋め立て区域より外側に当たる。反対協の北上田毅さん(69)は「知事は毅然(きぜん)と対応してほしい」と求めた。