袴田巌さんの映画を制作へ 監督「存在がメッセージ」-静岡新聞(2015年1月30日)

http://www.at-s.com/news/detail/1174163757.html
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静岡地裁の再審開始決定で釈放され、故郷の浜松市で生活する袴田巌さん(78)の日常を描いたドキュメンタリー映画の制作が決まり、30日、東京都内で制作発表の記者会見が開かれた。

再審請求中の狭山事件を扱った「SAYAMA」でもメガホンを取った金聖雄監督(51)は「巌さんの存在それ自体が大きなメッセージを発している。事件の真相究明を目指すのではなく、日常生活の中の喜びや発見を丁寧に撮っていきたい」と語った。

映画のタイトルは未定。撮影は既に始まっており、ことし11月の完成を目指す。12月から全国の映画館や公共施設で上映される予定。