女子高生が殺害、「壮絶な虐待」 家裁調査官、祖母の暴行続く-東京新聞(2015年1月21日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015012101001651.html
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北海道南幌町の自宅で昨年10月、祖母(71)と母親(47)を殺害したとして殺人容疑で家裁送致され、札幌家裁医療少年院送致を決定した高校2年の女子生徒(17)の付添人弁護士は21日、家裁調査官が報告書で、生徒が被害者2人から「壮絶な虐待」を受けていたと表現したことを明らかにした。

生徒が精神鑑定で、事件当時は心的外傷後ストレス障害だったと診断されたとして「彼女は加害者であり、虐待の被害者。児童相談所などが真実を究明して対応を取っていれば事件は起きなかった」と悔やんだ。

弁護士によると、生徒は6歳ごろに祖母から暴行を受け、その後も虐待が続いた。