道徳の教科化を答申、記述式の評価導入 中教審-日本経済新聞(2014年10月21日)

http://www.nikkei.com/article/DGXLASDG21H15_R21C14A0CR8000/
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答申は、「道徳性」や「道徳的実践力」の育成を掲げている現行の指導要領の目標が分かりにくいとして、「様々な問題や課題を主体的に解決し、よりよく生きていくための資質・能力を培う」という目標を例示した。

児童・生徒に対する評価は、教員が、学習状況や成長の様子を総合的にみて、通知表などに記載する手法を提示した。

中教審の審議過程で「評価方法が判然としない」との指摘も出ており、教員による指導内容や評価のばらつきも懸念される。このため答申は、指導要領に「誠実」や「公正」などのキーワードを明示するよう求めた。インターネットや携帯電話の「情報モラル」やいじめ問題への対応など、社会的な課題を指導内容に含めることも要請した。