山谷大臣 憎悪発言団体元幹部と写真で政権の国際的信頼失墜-NEWSポストセブン(2014年10月20日)

http://www.news-postseven.com/archives/20141020_282531.html
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「女性が輝く社会」を掲げて5人の女性閣僚を起用した安倍改造内閣だが、その目玉大臣たちに相次いで不祥事が持ち上がっている。松島みどり法相が選挙区で似顔絵入りうちわを配り、国会で公職選挙法違反だと追及された。それに加えて都内に自宅を持つ議員には入居が認められていない議員宿舎に「特例」で住んでいた問題も発覚した(10月20日に辞任)。

そして、山谷えり子国家公安委員長ヘイトスピーチで知られる団体の元幹部との記念撮影を批判され、高市早苗・総務相は議員会館でホロコーストを否定する反ユダヤ主義のネオナチ団体「国家社会主義日本労働者党」代表と日の丸を背にしたツーショット写真を撮影し、広告塔に使われていたことが英国紙ガーディアンに報じられた。両氏とも「知らなかった」と言い逃れるが、欧米なら即座に辞職もので、それをかばう安倍政権の国際信用は地に堕ちた。