http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100902000125.html
http://megalodon.jp/2014-1010-0943-29/www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2014100902000125.html
日米ガイドラインの見直しに向けた中間報告について、山口大の纐纈厚教授(政治学)に課題などを聞いた。 (聞き手・後藤孝好)
−中間報告では、平時や有事の区分がなくなった。
「自衛隊と米軍による日米軍事共同体制が、質的に強化されていくことの証しだ。これまでの周辺事態という一定の制約を取り払って、自衛隊が米軍と一緒に『地球の反対側』まで派兵される可能性が高まる。米国には、自衛隊をもっと自由に活用したいという思いがある。安倍晋三首相がそれを望んでいなくても、自衛隊が、より使い勝手のいい部隊となり、米国の雇い兵的な存在になってくるのではないか」