琉球諸語の継承探る 危機言語大会が開幕- 琉球新報(2014年9月18日)

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琉球継承言語会の宮良信詳会長が、琉球諸語の成り立ちと仕組みを解説した。石原昌英琉球大教授が琉球語について「日本語との共存は可能だ。生活の中でしまくとぅばも話す社会に変えていけば、琉球語に対する肯定的な意識が定着し、継承につながる」と強調した。

前田達朗東京外国語大教授は奄美語について「行政権を鹿児島県に握られ、経済力や人口規模も小さい。沖縄以上に深刻な状況にあり、奄美だけでなく沖縄の人々も共に継承に取り組む必要がある」と報告した。聖田京子ハワイ大名誉教授らが、ハワイ大学でのウチナーグチ継承活動について述べた。