子どもの6割に日常的体罰 ユニセフの国際統計-東京新聞(2014年9月5日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014090401001451.html
http://megalodon.jp/2014-0905-1044-41/www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014090401001451.html

国連児童基金ユニセフ)は4日、子どもに対する広範な暴力の実態について、国際的なデータをまとめた報告書を公表した。2〜14歳の約6割(約10億人)が両親などから日常的に体罰を受けていると推定している。

体罰について、世界の大人の約3割が「子どものしつけには必要だと信じている」とも指摘、「最も普及した暴力の形態」だと警鐘を鳴らした。アフリカや中東で、より厳しい体罰が行われる傾向があるとしている。

統計は各年齢層の人口の半数以上をカバーするよう、既存の調査結果などを集めた上で推計した。日本についてのデータは掲載されていない。