秘密保護法 言わねばならないこと(25)戦争国家への道筋 映画作家 大林 宣彦氏-東京新聞(2014年7月5日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2014070502000126.html
http://megalodon.jp/2014-0705-1148-44/www.tokyo-np.co.jp/article/feature/himitsuhogo/iwaneba/list/CK2014070502000126.html

今の若い人たちに会うと「戦争も、死ぬのも嫌だけど、国のために死んでいくのはかっこいい。自分もそうなったら覚悟を決める」なんて言う。自衛隊が協力して作る映画を見てね。そういうのが一番怖い。戦争を知らない世代が次の戦争を起こす可能性が怖くて、二つの映画を作った。「この空の花」では主にアメリカとの戦争、「野のなななのか」では旧ソ連との戦争を描いた。戦争は恐ろしいと語ってから死のうと思っている。