名張毒ぶどう酒事件 8回目再審請求を棄却 新証拠と認めず-東京新聞(2014年5月28日)

http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014052802000243.html
http://megalodon.jp/2014-0528-2202-05/www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014052802000243.html

昨年十一月に申し立てた第八次請求で弁護団が新証拠として提出したのは、検察側の毒物鑑定に誤りがあるとする農薬化学専門の大学教授ら三人の意見書。第七次請求中の昨年九月三十日に提出したものだが、最高裁はそのわずか十六日後に棄却決定を出しており、弁護団は「最高裁で全く検討された形跡がなく、証拠の新規性を失っていない」と主張。検察側が三月、「すでに判断済みの証拠だ」として請求棄却を求める意見書を出していたが、弁護団は六月には毒物鑑定の再現実験結果を新証拠として追加提出する意向を示していた。