法制局長官、憲法解釈変更を検討 復帰後、国会で初答弁-東京新聞(2014年2月27日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014022601002469.html

小松一郎内閣法制局長官は26日の衆院予算委員会分科会で、集団的自衛権の行使容認に向けた憲法解釈の変更に関し、内閣法制局で検討作業に着手したことを明らかにした。「内々に検討も議論もしているが、最終的な結論が出たわけではない」と述べた。

体調不良のため、1月下旬から約1カ月間入院していた小松氏の国会答弁は今月24日の復帰後初めて。

小松氏は、憲法解釈変更について「最終的に私の責任で判断する」と明言した。同時に「(首相の発言は)なるべく丁寧なやり方で物事を進めたいとの考えに基づくものと理解している」と述べ、閣議決定による解釈変更に理解を示した。