元少年に二審も死刑判決 宮城・石巻の3人殺傷事件-朝日新聞デジタル(2014年1月31日)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140131-00000037-asahi-soci
http://megalodon.jp/2014-0131-1918-57/headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140131-00000037-asahi-soci

飯渕(いいぶち)進裁判長は一審・仙台地裁裁判員裁判の死刑判決を支持し、元少年の控訴を棄却した。
....

裁判員裁判で審理された少年事件では初の死刑判決で、その後も例はない。

....

最大の争点は計画性の有無。一審で「押し入る前から元少年には殺意があった」と証言した共犯の受刑者は、控訴審でそれを「偽証」と翻した。証人尋問前に事件の事実関係を確かめる証人テストで検事から、計画的ではなかったと話そうとする考えを「だめだと言われた」と説明。弁護側は「計画性はなく、一審判決の事実誤認は明らか」と指摘していた。

元少年は弁護人に「死刑を受け入れる」と語り、控訴取り下げを考えたとされるが、13年6月の被告人質問では「死刑では責任を果たせない。つらくても事件に向き合って生きていくことが償うことだと思う」と供述。弁護側は立ち直りの可能性も主張していた。