首相、憲法改正に重ねて意欲 参院でも代表質問-東京新聞(2014年1月29日)

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2014012901001287.html

安倍首相は29日午前の参院本会議で、憲法改正に関し「新しい時代にふさわしい憲法の在り方について国民的な議論を深めたい。しっかりと着実に取り組んでいく」と重ねて意欲を示した。関係が冷え込んでいる中韓両国に対し「困難な課題があるからこそ、前提条件を付すことなく率直に話し合うべきだ」として早期の首脳会談開催を呼び掛けた。

衆院に続いて参院でも29日から首相の施政方針演説など政府4演説に対する各党の代表質問がスタートした。

首相は改憲について「まずは改憲の土俵ともいえる国民投票制度の残された課題を解決する」と述べ、国民投票法改正案の成立を急ぐ考えを強調した。