天皇誕生日に思う、人質司法なおも継続中--町村泰貴さんのブログ(2013年12月23日)

http://matimura.cocolog-nifty.com/matimulog/2013/12/justice-4a7b.html

9月の段階で227日もの長期未決勾留の不当性を訴えていた片山祐輔さん、それから3ヶ月たった今もまだ勾留中であり、家族にも面会はできない状態が続いている。

→【PC遠隔操作事件】家族との面会禁止の是非を問う(江川紹子
http://bylines.news.yahoo.co.jp/egawashoko/20131222-00030897/

家族との面会の禁止を含む接見禁止決定の取消を求める申立てが、適法か、認められるかということが問題となっているが、最高裁判所を含む裁判所の判断が注目される。

天皇の傘寿という歴史上二人目の喜ばしい日に、先進国を自認する日本の現行法の下で、しかも裁判官の判断によるという令状主義が取られていながら、有罪と決まったわけでもないのに300日以上も拘禁され続けている人がいるということ、これを思い出して我々なりに考えてみる機会とするのも良いであろう。