脅迫文書き込むウイルス作成・感染…被告に実刑-読売新聞(2013年8月27日)

http://www.yomiuri.co.jp/net/news0/national/20130827-OYT1T01092.htm
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コンピューターウイルスを作り、知人男性のパソコンに感染させたなどとして、不正指令電磁的記録作成・同供用、虚偽告訴の各罪に問われた無職小林浩忠被告(29)の判決が27日、大阪地裁堺支部であった。

小林被告は無罪を主張していたが、大寄淳裁判官は「各犯行に及んだことは優に認められる。悪質で、誠に卑劣」とし、懲役3年(求刑・懲役3年6月)の実刑判決を言い渡した。小林被告側は控訴する方針。

判決では、小林被告は2011年9月、感染すると自動的に脅迫文を書き込むウイルスを作り、サイト運営を巡って民事訴訟で争っていた知人男性のパソコンを感染させた。男性が、小林被告の運営するインターネット掲示板に「お前の両親を殺して家も燃やす」などと書き込んだように見せかけ、うその被害届を府警に提出するなどした。