http://www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/35529
http://megalodon.jp/2013-0827-1001-52/www.nishinippon.co.jp/nnp/oita/article/35529
24日は、シドニーからロンドンまで4大会連続でパラリンピックの車いすレースに出場し、銀と銅のメダルなどを獲得した広道純さん=大分市=が「おかえり〜出会いから学んだ、立ち直りを支える地域の力、家族の力」と題して講演した。
25日は三つの分科会があり、臨床心理士や更生保護法人の施設長を講師に非行少年の心理やBBSの未来について考えたり、江戸時代最大の私塾「咸宜(かんぎ)園」跡も訪れ、多くの逸材を輩出した広瀬淡窓の教育法などを学んだりした。
(参考)
広瀬淡窓は「教育とは人間社会における最大の善行である」という考えを元に、塾を開いて子弟達を教育することを決心した。広瀬淡窓の和歌
「鋭きも 鈍きもともに 捨てがたし 錐(きり)と槌(つち)とに 使い分けなば」(解説)人間には、人それぞれ違った能力がある。頭脳を鋭く早く回転させることが出来る者も居れば、頭の回転が鈍いものも当然いる。しかし、頭の回転の早い者だけが世の役に立ち、頭の回転が鈍い者は役に立たないものであるかと言えば、そうではあるまい。人間には人それぞれに個性があり、違った能力があるものである。その能力にあった使い方をすれば、役に立たないという者など居ないのである。