遠隔操作ウイルス事件での冤罪・誤認逮捕を警察自身が問題点検証した報告書-高木浩光@自宅の日記(2013年01月19日)

http://takagi-hiromitsu.jp/diary/20130119.html
遠隔操作ウイルス絡みのえん罪・誤認逮捕事件を生み出した原因について自ら調査・検証して作成された報告書が警視庁や神奈川県警、大阪府警三重県警によって12月14日公開された。しかし、これらは2012年末を持って公開終了になった。これを受けて、高木浩光さんによりネットに転載・公開されている。

横浜市立小学校に対する威力業務妨害被疑事件における警察捜査の問題点等の検証結果-神奈川県警察(平成24年12月)

http://takagi-hiromitsu.jp/misc/misidentification2012/kanagawa.pdf

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4 今後の再発防止対策

(5) 少年の特性を踏まえた取調べ技術等の向上

少年の取調べでは、被誘導性、被暗示性、迎合性が強いことを念頭に置いた取調べを行うため、少年取調べ専科の新設や「少年事件供述吟味官(仮称)」の指定等を行う。また、少年育成課少年相談員との連携を強化するとともに、児童福祉司臨床心理士及び医師等を講師として定期的に研修会等を行い、少年の特性の理解や少年とのコミュニケーション能力の向上を図る。