2013年1月28日法制審議会少年法部会採決に際する日弁連執行部に対する抗議声明-少年法「改正」に反対する弁護士・研究者有志の会(2013年2月2日)

http://yuushinokai.hatenablog.com/entry/2013/02/02/124155

法制審議会少年法部会は少年法改正要綱骨子に関し、

  1. 国選付添人制度の拡充、
  2. 検察官関与の対象事件拡大、
  3. 不定期刑の上限引き上げを含み、

諮問どおりの取りまとめをした。
この2.3.少年審判の刑事裁判化、厳罰化を進めるものであって、到底容認できないものであるが、日弁連推薦委員(2名)は日弁連執行部の指示の元に、採決に当たって2.に賛成する行動を採った。執行部は、1.2.の一括提案に賛成したのであって、3.に賛成したのではないと弁解するが、それはごまかしの理屈に過ぎず、国民と弁護士会員に対する重大な背信的行為である。

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日弁連執行部は財政上の理由から、これまでの日弁連意見を躊躇することもなく、覆してしまった。採決終了後に発せられた2013年1月28日付け会長談話
http://www.nichibenren.or.jp/activity/document/statement/year/2013/130128.html