少年院出所者らに就労のチャンスを、サン・エールさがみはらでセミナー開催へ/相模原-神奈川新聞(2012年12月20日)

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少年院入所経験者が人生をやり直す歩みから、就労などで悩む若者が前に進むきっかけをつかんでもらおうと、「さがみはら若者サポートステーション」は1月18日、相模原市緑区のサン・エールさがみはらでセミナーを開く。

講師に招く才門辰史さんは、かつて仲間と傷害事件を起こし、2001年から大阪府の浪速少年院で約1年間過ごした。現在、少年院出所者でつくるNPO法人「セカンドチャンス!」の副代表を務め、同じ境遇の若者を支える活動を続けている。セミナーではその体験談を話す。

同ステーションの担当者は「就職につまずき、もう社会に受け入れられないと諦めかけている若者は多い。才門さんが、世間の冷たい目を受けながら生き直した姿から、もう一度社会につながるヒントや力を得てほしい」と話している。

午後2時から。対象は15〜39歳で就労などに悩んでいる若者で定員30人(先着順)。無料。問い合わせと申し込みは、同ステーション電話042(703)3861。