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裁判員裁判に反対をしている弁護士の猪野さんのブログ
少年法の「改正」は、「市民感覚」の暴走に歯止めを掛けてきた量刑の上限ですら、緩和しようというのですから、滅茶苦茶です。
少年法の理念を実現するためにはどうすべきか、どうあるべきかという視点で従来、関係者によって努力が積み重ねられてきたことを一気に押し潰し、強権的な取締によってのみ対処していこうというものです。
この少年に対する厳罰化を実現する手段として、裁判員制度があります。少年を厳罰化するにあたって、元裁判員の量刑の上限が低いという「感想」が利用されています。