もがれた翼 Part18 私のあした



今年のお芝居は、長期間にわたり虐待を受け続け、自傷行為を繰り返したり、精神不安に陥るなど、精神科や診療内科への受診まで必要とされる子どもたちの苦しみと、その子どもたちをケアし、自立支援に奔走するおとなたちの物語です。

精神的な問題を抱え、働きたくても働けず、親の下にも帰れない子どもたちにはどのような居場所が必要なのでしょうか。入院が必要な子どもでも、退院後の行き先がなければ入院を断られてしまうこともあります。精神的な問題を抱えた子どもたちに対する支援体制は、大人に比べて極めてぜい弱であると言わざるを得ません。児童福祉行政の盲点とも言うべきこの問題は看過できない重要な問題です。もがれた翼パート18「私のあした」、皆さまとご一緒に考える機会となれば幸いです。

http://www.toben.or.jp/know/iinkai/children/tsubasa/part18.html

日 時 2011年8月20日 昼の部:15時00分開演(14時30分開場)
夜の部:18時30分開演(18時00分開場)

場 所 豊島公会堂(東京都豊島区東池袋1-19-1) JR山手線池袋駅東口下車 徒歩約5分

入場無料
主 催 東京弁護士会

お問い合わせ TEL03-3581-2205 東京弁護士会 人権課

「もがれた翼」とは、東京弁護士会が運営する電話相談「子どもの人権110番」に寄せられる、少年事件やいじめ、虐待など子どもの人権をめぐるさまざまな問題を広く皆さんに知っていただくため、1994年の子どもの権利条約の批准を機に子どもたちと弁護士でつくってきたお芝居です。