官房参与が辞任・記者会見資料を全文掲載-NHK科学文化部blog(2011年04月29日)

http://www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html
http://megalodon.jp/2011-0430-1134-20/www9.nhk.or.jp/kabun-blog/200/80519.html

原子力の専門家で東京大学大学院教授の小佐古敏荘氏の記者会見

福島県の小学校等の校庭利用の線量基準が年間20mSvの被曝を基礎として導出、誘導され、毎時3.8μSvと決定され、文部科学省から通達が出されている。これらの学校では、通常の授業を行おうとしているわけで、その状態は、通常の放射線防護基準に近いもの(年間1mSv,特殊な例でも年間5mSv)で運用すべきで、警戒期ではあるにしても、緊急時(2,3日あるいはせいぜい1,2週間くらい)に運用すべき数値をこの時期に使用するのは、全くの間違いであります。

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小学校等の校庭の利用基準に対して、この年間20mSvの数値の使用には強く抗議するとともに、再度の見直しを求めます。