シンポジウム「おきざりにされた『非行少年』―国選付添人制度の拡充をめざして」

http://www.nichibenren.or.jp/ja/event/090511.html

日時 2009年5月11日(月) 17時00分
場所 弁護士会館2階 クレオA
主催 日本弁護士連合会

入場無料・事前申込不要


基調報告
「おきざりにされた少年たちにも国選付添人を」
事件報告
〜大阪地裁所長襲撃事件〜(担当弁護士・元少年
パネルディスカッション
毛利甚八(ライター・漫画原作者) 前川直輝(弁護士・大阪弁護士会
大谷辰雄(弁護士・福岡県弁護士会)金子祐子(弁護士・横浜弁護士会
等の方々を予定。

本年5月21日から、捜査段階の被疑者国選弁護制度の対象事件が拡大されますが、家庭裁判所送致後の国選付添人制度の対象事件は重大事件に限定されたまま拡大されません。このため、捜査段階で国選弁護人がついても、家裁送致後には多くの少年には国選付添人がつかないまま、「おきざり」になってしまいます。

しかし、弁護士は、少年審判が適正に行われるように弁護したり、非行を犯した少年の立ち直りを援助する活動を行うなど、重要な役割を担っています。是非とも国選付添人制度の対象事件を拡大することが必要です。非行事実を争い最終的に「無罪」を勝ち取った「大阪地裁所長襲撃事件」の元少年と担当弁護士の報告、漫画「家栽の人」原作者の毛利甚八氏や弁護士によるパネルディスカッションを通じて、これらの弁護士付添人の役割と国選付添人制度拡充の必要性を考えます。

是非、ご参加ください。

関連資料

被害者が少年審判を傍聴することには反対です。
「犯罪被害者等の少年審判傍聴」 ここが問題Q&A
http://www.nichibenren.or.jp/ja/publication/booklet/data/shonen_bocho_qa.pdf