「休暇」

(公式サイト http://www.eigakyuka.com/)

CAST:小林薫/西島秀俊/大塚寧々/大杉漣/柏原収史/菅田俊/利重剛/今宿麻美
STAFF:プロデューサー・小池和洋/撮影・沖村志宏/照明・鳥越正夫/音楽・延近輝之/脚本・佐向大/
監督・門井肇
原作・吉村昭「休暇」(中公文庫版『蛍』所載より)
製作 2007「休暇」製作委員会(山梨日日新聞山梨放送・リトルバード)
配給:リトルバード

死刑執行の際、支え役を務めれば一週間の休暇を与える」
生と死の間でゆれ動くひとりの人間が、やがてたどり着く場所とは

(予告動画 http://www.ybs.ne.jp/2008kyuka/movie/yokoku.wvx)
(ロケ地紹介 http://www.ybs.ne.jp/2008kyuka/07.html) 


他入の命を奪うことで得られる幸せは、果たして本当の幸福と言えるのだろうか…?
 死刑囚を収容する拘置所に勤務する刑務官たち。彼らは常に死と隣り合わせの生活を余儀なくされる。ベテラン刑務官、平井もそのひとり。心の平穏を乱すことには背を向け、決まりきった毎日を淡々とやり過ごす男。そんな平井がシングルマザーの美香と結婚することになった。なかなか打ち解けない連れ子との関係を築く間もないまま挙式を目前に控えたある日、死刑囚・金田の執行命令が下る。執行の際、支え役(死刑執行補佐)を務めれば1週間の休暇を与えられると知った平井は、新しい家族と共に生きるため、究極の決断をするのだった…。
 原作は「戦艦武蔵」「魚影の群れ」「闇にひらめく」(『うなぎ』の原作)の文豪、吉村昭の短編小説。今まで無為に過ごしてきた男が人生を見つめ直すために乗り越えなければならない大きな壁。希望を奪われた死刑囚の抱える闇と、彼の未来を奪う使命を託された刑務官たちの苦悩。さらには彼らと関わりを持つ者の深い哀しみと愛情。死刑に至る日々と親子3人のささやかな新婚旅行を通してそれぞれの幸福、家族の絆が浮き彫りとなり、生死と直面した人々の骨太で感動的なドラマが展開されていく。

(ストーリーhttp://www.ybs.ne.jp/2008kyuka/より引用)

 
職務上、死刑執行に関わる刑務官の日常生活が描かれた映画です。